簡粗に。
・何ですか、この国は。やたら「ニッポンニッポン」と連呼してお祭り騒ぎに興ずるか、国旗国歌を「拒否」して起立しない我がままお子ちゃまになってむくれるか、なんて両極端なのだ。戦前と何が違うんだ?民衆さん達。
・これ以上、中田英をバッシングするのはやめてくれ。無知な阿呆ども。
・とにかく阿呆ばっかりだ。それとは関係ないところで、ぼくもまたこの上ない阿呆だ。それとは関係ないのだけど、市民にモラルなんてものは存在しない。どうしようもない畜生どもだ。知り合いに言わせるなら、「腐れ外道」だ。
 
・日本の実力は結局のところまだまだだし、それで当然だと思うな。やたら盛り上げるメディア(何のために?)、無知なサポーターども(まあこれは居合わせてみないとわからないが自分)、まだ戦うことができていない選手。強い弱いは関係ないのだ。今大会だけでも観てみよう。どの国も良い試合をしている。それは強い/弱いという基準ではないのだ。「国を代表してピッチに立つ」ことの喜びと責任感と充実感の自然な発露。が表れているように思う(逆に、今、国という枠組みの意義を問えば?マークが飛び交う日本の現状や、国内問題で揺れるフランスのサッカーを見ていると、何かやはり鬱屈が転移しているようだ)。エクアドルのキーパーが自分の国旗の色を頬にペインティングしていたのを見て、「ああ、W杯はお祭りなんだ」ということを実感したのだけど、今日の日本のサポーターの姿を見るにつけ、「ああ…W杯ってお祭りなんだ」という何とも間の抜けた思いに駆られた。