ああ焦がれケティル・ビョルンスタ

いやあ、時折思い出しては恨み言のように呟くんですけれどね、Ketil Bjornstadのライヴ音源、消しちゃったのは何とも馬鹿なことをしたものです。これまでの人生でやった重大失敗のひとつに数えられるくらい酷いことをやってしまったよ。
その音源はBBCのラジオ番組で流れたのだけど、思わずPCで直接録音したのだった。「Rainbow」というKetilの曲でこれは「floating」というアルバムにも収められている。ぼくは追いすがるようにこのアルバムも購入したのだが、まるで違うのだ!とても美しい曲なんだけどただそれだけなのだ。これでは駄目なのだ!ライヴはArild Andersen(b)とAlex Riel(ds)という超豪華トリオで、この3人がもうがっぷりよつに組んで「Rainbow」から火花をきりきり散らすのだ!
ああだめだ、書いてたら聴きたくなってしまった…。誰かあのときの音源持っていませんか?誰かください、お願いします。
というわけでふたたび追いすがるように「ketil bjornstad」「rainbow」で検索したら、Ketil Bjornstadの新譜が発売されていたらしい。もしや、と思ってメンバーを見てみると、オッ!!Arild AndersenとAlex Rielだ!!でもWolfgang Puschning(b-cl,fl)という人がくわわってのカルテットだ。どうでしょうー。ためしに買ってみようかな。でもわりと静かな作品のようだ。正直言ってぼくはKetilの叙情性には興味は無いのだ。あのライヴで聴かせてくれた、ストレートなメロディをがんがん弾きまくるKetilに、ぼくはまた会いたいのだ。
 
http://www.nl.bol.com/is-bin/INTERSHOP.enfinity/eCS/Store/nl/-/EUR/BOL_DisplayProductInformation-Start?BOL_OWNER_ID=1000004005058928&Section=MUSIC(試聴)これから聴いてみる。→ウ〜ン、微妙?