不特定多数の、特定少数の(こちらは身びいきもありあまり思わない)皆さんのブログを拝見していると、ああブログは何て良くないものだろう。と思います。皆さんが心の内を吐露しようと慎重に選ばれ紡がれる言葉たち。の何と陳腐で浅ましいことか。反吐が出ます。バッカじゃねーの!!という素朴な感情がこの哀しき胸に到来し、虚しく去ってゆきます。

私のことを可哀相な人と思うかもしれません。至らない奴だと思われるでしょう。私はあらゆる意味での不完全を背負った人間です(あるいはこんな書き方こそ陳腐で浅ましいのである)。完全でありたい、と願うその不完全性ゆえに、私は私らしくつまらないブログを書き散らそう。特に意味は無く(とうに忘れた)ただの思いつきである。とにかく今日ここに書き表したかったのは、ブログは何て気持ち悪いんだろう、ということです。おそらく私自身が私自身のことを気持ち悪がっているんでしょうけれど、そんな鏡ばりみたいなところにいたら精神衛生上悪いんでブログなんて読まないのが一番です。こうやって自動記述みたいにスラスラスラ…と頭使わずに文章の体裁を整えたものが書けるってことが一番ぼくにとってのイーヴル・ツールなんでしょうが、内面と向き合い、それを外形化することが少々ハードワークである。またそのような文章を読むのも骨が折れる。やはり食事が良くないのだろうか。ちゃんと噛み締めて噛み締めて、噛み締めるだに瑞々しい食物を食べなければいけないのかもしれないな。なぜか無性に心がすさみ、愚痴ばかり言っているような気がする。