ぼくはいまだにWANTED!を最初の回から最後まで聴いたりしているので(ぼくも菊地さんの言う「WANTEDしがみつき」の一員に入るかもしれない。厳密には違うんだけれども)、わりと最近のことのように感じちゃうんですが、GLAY×EXILEの「SCREAM」のイントロはいったい何なのだろう、と思っていた。先日ビヨンセの「Dangerously in Love」を聴いて、すわっ、まさかコレを狙ったのか!と思うのは暗黙の了解なのか、あえて何をか言わんやなのか、はたまたちょっと話題古くね?のか。ま、最後者だと思いますけどね。
ビヨンセのこの1stが03年リリースでしょ。単純に考えて5年前の作品なんだ…。5年前にはビヨンセなんてギリギリ知らなかったかも。今頃聴いてますよ。良いじゃん、デスチャのときみたいにピンと張り詰めた風船みたいじゃなくて柔らかい大福みたい(ナニが?って感じですが)で。後半に行くに従って良い。たしかにバラード強めでユルくなっちゃう感はあるけれど、デスチャビヨンセではなくビヨンセという一人のアーティストの存在感、を強く受ける。
って何今頃って感じですけど、齢25という微妙な時期にこういうヒットチャート・アイコニックなアーティスト達を攻めていくという喜び。そして哀しみ。若さゆえの偏見にとらわれていた愚かな瞳の曇りが、妥協と単純と諦めによって晴れて往年のヒット・チューンに開眼。という何ともブログ的にも微妙な。でも良いだろー。今まで何らかの抑圧によって無視してきた(せざるを得なかった)音楽達を、おれは齢25にしてこれから知っていくんだ。恥ずかしさと期待で胸がいっぱいさ。いや本当は虚しさ70%といったところだが…その30%が埋まったことが我がことながら「歳をただ重ねるだけでも違うんだなあ」と。日本酒が飲みたいね。
 
ほっほっほっほっほっほっほー ほっほっほっほっほっほー
オッオッオッオッオオッオオッ オッオッオッオッオオッオオッ
 
頭ん中でサンプリングして完全につながっちゃうねコレ。