内田樹先生のブログが見られないよーーー。
まさか閉鎖?
といっても、最近は殆ど見てなかったのだけど。
どうも先生は、粘着されるタイプみたいだな。
別にぼくは内田先生の言うことが「正しい」とは思っていない。
粘着してる人たちの意見は結構正鵠を得ているものが多く、結構感心してしまうのだけど、
どうも気持ちが悪い。これは直感というか、そういうものに過ぎないので、
何とも言えないのだけれども(たんに内田先生を批判しているからムカツク、というレヴェルに過ぎないのかも…という危惧は勿論ある)、
正しいかもしれないが、信頼できない。とでも言うか。
内田先生の文章は表層では非難されるとおり断定的で、きっぱりと書いているけれども、その実結構隙間があるっていうか、思考の緩衝があると感じています。
「そうか、そういう考え方があったか」という思考の抜け道・シフトを容易にする方法を教えてくれる。
内田先生を批判してる人たちの文章は、ひたむきで真摯なものが多いんだけれど、いわば「行間が読めない」というか、
ぎっちりし過ぎて息苦しいという印象があります。
勿論、批判をしているんだからそれなりに息をつめたものと成りましょうが…。
ぼくは内田先生が弱者を打擲しているとは思わなかった。ぼくの思考レヴェルが浅いからそういうふうに感じるのかもしれないけれどね。
でも自らを弱者と主張し、内田先生を批判するならまだしも、口汚く罵る人たちには正直なところ、「結局、お前がそんなだからそう読んじゃうんじゃね?弱者とか関係無くね?つうかお前がそんなだから自分を弱者とか言ってんじゃね?」と思ってしまいました。これはぼく自身どちらかというと「弱者」と言うべき立場にいるにも関わらず、思考形態は官僚的・長いものには巻かれよ的だからなのでしょうか?かもしれない。そしてぼくの思考レヴェルが浅くて低いからかもしれない。だからあまり強くは言えないでいます。
  
とはいえ粘着野郎共のせいで(一時的にせよ)閉鎖に追い込まれてしまったのだとしたら、残念至極、これは何というか、ネット人格ってやっぱ怖…と思ってしまう。ネットで何か意見を表明するのって、意味あんの?と思っちゃうなあ。たんに恨みつらみ妬みじゃ…?
最近は、頭の中で考えることをうまくかたちに出来ないので、そういうふうに思ってしまうのかもしれない。

どうも、何で内田先生をやたら責めるかなあと。他に責めるべき相手がいくらでもいるんじゃないだろうか、と思う。何か、無理矢理ズカズカと上がり込んで、自分のウンコを投げつけてるような、釈然としないものを感じるんだよなあ。
以前、IF氏に意見したことがあるけど、たぶんぼくみたいな腑抜けの言ってることだから相手にもしてなかったんだろうけれども、批判してる当人にも何やら釈然としない「盲点」があるような口ぶりはしてた。他人から指摘されても「そうかもしれないけどな」風な口ぶりではあったけど。
ぼくは、彼らは内田先生に父性を感じてる(仮想してる)んじゃないかと思う。だからあんなに全存在を賭すくらいの勢いで非難するんじゃないかな。
ある種の偏見は社会に必要だと思う。というか、それを敢えて行使するということが。
それは、あるいはぼくが勝手に内田先生に感じてる(仮想してる)だけなのかもしれないね。
一度、内田先生や先生を非難する人たちとお会いして、じかの感触を自分の中の偏見フィルターに通してみないことには、何もはっきりしたことは言えないと痛感する。そういうレヴェルにまで彼らの怒り・憤りは達してしまっていると思うんですよ。
それを内田先生はわかってやっていると思うから、ぼくは正しさよりも信頼感を重視しているわけなのですが。
 
これがもし、サーバーの不調などではなく(一時的にせよ)閉鎖なのだとしたら、結局何のかんの言っても、やってることは暴力ですよ。暴力はすべからく悪とすべし、とは言わないけれども、全然スマートじゃない。これで喜ぶ人間はいない筈だよね?そうでしょ?弱者だ弱者だといってワラワラと暴力ですか笑。これはまずいよね。まずいよね?
  
ニートとかフリーターとか?弱者っつうんですか?内田先生は、彼らに直接物申したのでなくて、彼らを取り巻く環境に、彼らを新聞の額面どおりに受け取らず見方を変えてみよう、という意味で発言していたんじゃないかなあと思っているよ。内田先生の文章はぼくから見たらマイノリティ精神で溢れていたけれど。ぼくは強い味方だと感じていたよ。あとこれがたんにサーバーの不調ならば、ぼくは酒が入ってるから…と誤魔化せるんだが。
IF氏の怒りにしても、なんか無理矢理ひり出してぶつけてる印象が終始拭えなかったよ。そんな重箱の隅つついてそれらしい言葉を投げつけて、一丁前に反抗してやったつもりかこの青二才が!!と(おれは父性無いのに)思ってしまったね。いかにこの国が父性欠乏症か。
 
 
 
やーーよかった。やっぱ何も無かったですな笑。