GRAPEVINEの指先DVD

「FLY」と「suredoni・vashuta」はまあ当然にせよ、なぜ「リトル・ガール・トリートメント」と「Our Song」という地味な2曲をセレクトしたのだろうか。しかしおれの為にセレクトしたとしか思えない笑。
高校時代に友人に「想うということ」を聴かせたら「凄く良い曲だ」と気に入っていたのだけど、同じくすすめた「リトル・ガール〜」はあんまり良くない、と言われた。だが、この曲にこそグレイプバインの本領が発揮されているのだ、と思ったものだ。この無垢性とエロス性がない交ぜになったブルーな熱さ。バインにしか歌えない。DVDではキーを高くして演奏している。亀井さんのドラムがちょっと雑(というか奏法が変わってきてるんだけど)なのが亀井ファンとしては残念。それはOur Songでもそうなんだけど…。
「スレドニヴァシュター」は凄くかっこいいねえ!これぞロック。何がかっこいいかってことですよ。自分が言われてるって気づかないかもよ?お前?サビでいわば「宗教的に」盛り上げたのを最後のギターリフで「落とす」ところがまたかっこいいのだ。