Pelle Fridell

最近朝といえばcapsuleの「dreamin dreamin」と、Pelle Fridellのアルバム「Go Jaz」を聴いている。
ディスクユニオンの商品紹介でもエレクトロニカで行きたいのかオーセンティックなジャズで行きたいのかハッキリしていない、と書かれてしまうほど、両極端(というか、どっちつかず)なアルバムなんだけど、その中途半端感が良かったりして(自分みたいでか!)、オーセンティックな北欧ジャズにエレクトロニカ(といってもデイヴ・ダグラスよりも控えめって程度だけど)をブレンドしてみた。って感じなので無難にまとまっていて安心して聴けるアルバムではあります。
検索してみるんだけど、なかなか情報が無いんだよねー。デンマークの人だからたぶんクラブなんかの現場で活躍しているのでしょう。北欧ジャズってみんなどれも似たり寄ったりって印象が強いんだけど、当たり前だけどそれぞれに個性があって、聴き分けてみると面白い。モダン・ジャズにおけるブルースみたいに、必ずひとつは北欧の民謡がモチーフの曲が入っているし、そういったフレーズも多用している。そのブレンド具合ってのがひとつ比較の基準になるんじゃないでしょうか。
 
あまりアルバムを出してないようだけど、クラブ演奏なんかのメンバーを見ると結構豪華であり、実力はあるんだろうな。ドラムスはほぼMorten Lundが一貫して叩いている。「Go Jaz」でももちろんモルテンルンド。キレキレでかっこいい。
 
http://www.myspace.com/pellefridell